アボガド油
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アボガドは北米・中米に産するクスノキ科の果樹(落葉高木)だが、その果実は脂肪とタンパク質が豊富なため“森のバター”、“ラブ・フーズ”と呼ばれて親しまれるとともに、スタミナ食としても高く評価されてきた。11種のビタミン、14種のミネラルなどを豊富にバランスよく含んでいるため『ギネスブック』に「世界一栄養価の高い果実」として紹介されたほどである。
豊富な油脂成分の中身は、バターのような動物性脂肪(飽和脂肪酸)と違って、リノール酸などの不飽和脂肪酸が油脂分の80%を占める。また、ビタミンEを含有しているが、これは抗酸化作用をもち、細胞の老化防止に役立つ。血管のコレステロールを除去し、動脈硬化などの予防にも有効のほか、ビタミンA・B1・B2・B6・C、ナイアシン、パントテン酸、コリンなど、ミネラル類はマグネシウム、カリウム、ナトリウムなどがバランスよく含まれている。
近年、動物性脂肪の摂取量が多くなり高血圧や動脈硬化が年々増加傾向にあるが、これを防止するためには、動物性脂肪を控えて植物性脂肪に切り替える必要がある。アボガド油は、こうした要求に適した栄養食品であるといえる。