烏骨鶏
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烏骨鶏(うこっけい)
ニワトリの一種で東アジアの原産。皮・肉・骨が暗紫色をしているところから“烏”の文字が当てられたが、中国産のものは全身が柔らかな白い羽毛で覆われているので「絹糸鶏」ともいう。韓国産のものには羽毛が黒いものもある。
漢方の古典『本草綱目』に「虚弱を補う」と記され、精をつけて疲労を癒し、婦人病にも効があるとして薬膳料理用に占くから珍重されてきた。漢方では黒い色をした食物に固有の薬効を認めることが多く、この烏骨鶏も黒いところがまず好まれたのであろうが、肉を分析してみるとカルシウムと鉄、ビタミンではビタミンA・ビタミンB12・ビタミンEの含有量が非常に多い。これらのビタミンは細胞や組織の過酸化を抑制するので、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの成人病を防ぐ働きを持つ。
もう一つ特徴的なことは、背の青い魚の特許のようにさえいわれる不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていることである。EPAは血液が粘質化するために生ずる心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化症に対して有効であるし、DHAは血液が固まるのを防ぐ上に、血中の悪玉コレステロールを抑制し、さらに脳細胞を活性化することで注目される成分である。