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蝦夷五加木

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蝦夷五加木(えぞうこぎ)
蝦夷五加木は、山菜や薬用酒(五可被酒)(ごかひさけ)として知られるウコギと同種の植物。近年、精力増強性機能強化という効能で知られるようになったが、後述するように全身の活力を高めるなどの働きがあるといわれている。

日本では、わずかに北海道でしか生産しないこともあって、今まで一部の人に知られるだけで、大衆には縁遠い存在であった。

蝦夷五加木は、その名でも分かるように日本産(北海道)のものの和名であるが、本場は中国北部とロシア(シベリア)。ロシア名で「エレウテロコック」(「命の根」という意味)、中国名「刺五加」といい、高麗人蔘(コウライニンジン)や三七人蔘(サンシチニンジン)(田七人蔘ともいう)と同じウコギ科である。

ロシアや中国では、蝦夷五加木の研究が盛んで、その研究の発表によれば、次のような効能があるとされている。

  • 疲労回復、強壮、体質強化。
  • 自律神経失調症及び神経衰弱に効果。神経の興奮を鎮静化する。
  • 性機能の回復と強化。
  • 循環器系疾患に効果。低血圧高血圧の改善、血液中のコレステロール値を下げ、動脈硬化、心臓病を予防する。
  • 抗がん効果。がんの発生、発達、誘発、転移を抑える。
  • その他、糖尿病、慢性気管支炎などにも有効。

こうした薬効・食効がわかってから、旧ソ連で一般の人々の健康維持や運動選手の能力アップ、要人や宇宙飛行士の体力維持、中年からの性機能の向上など、多方面で愛用され、日本でも、健康食品として、いろいろな形態で商品化されるようになった。

中国では、同種のウコギ(五加、五加木)の樹皮と用いたもので昔から「五加皮」(うかぴ)という名前で利用される生薬があり、強壮、強制、鎮痛の効ありとされているが、蝦夷五加木はその一種。

ハルビン第一医院の研究発表によれば、男性の不妊手術のあと、性機能障害(性交不能)に陥った患者39例に対して、蝦夷五加木を連続4~5週間投与したところ、性欲増大は67%、性交頻度増加62%、インポテンツ改善53%という効果であったという。

また手術を受けていない例では、10年来のインポテンツが、蝦夷五加木服用3週間目に、毎朝、勃起するようになり、5週間目からは性交も可能になったということである。

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