リンゴ酢
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リンゴ酸が健康食品として広く知られるようになったのは、アメリカから「バーモント療法」が紹介されてからである。カナダとの国境に近いバーモント州には古くから伝えられた民間療法があり、そのせいか、アメリカで最も長寿者の多い地方になっている。この事実に注目したジャービス医師が、リンゴ酢、蜂蜜、海草の3つの食品を柱にした自然食療法(バーモント療法)を提唱した。
このバーモント療法のなかで、とくにジャービス医師が注目したのがリンゴである。
リンゴ酢には豊富カリウムが含まれており、カリウムの不足は発育不良、慢性疲労、高血圧、心臓障害などを引き起こすことがわかっているので、リンゴ酢を常用すればこれらの疾患を防ぎ、健康を増進できると考えたのである。
原料のリンゴの含有成分を見ると、水分86%、糖分が13%、それに脂肪、タンパク質、ミネラルなどだが、ミネラルではカリウムがとくに豊富で、110mg(100g中)も含有されている。これらの成分は、リンゴ酢になっても糖分が酢に変わるだけで、カリウムの量はほとんど変わらない。つまり、リンゴの有効成分を損なわず、さらに酢酸の働きが加わるのである。
現在、目本で市販されているリンゴ酢には、100%リンゴ果汁を自然に発酵させてつくったものと、アルコールを加えて発酵させたリンゴ酢などがあるが、100%リンゴ酢にはカリウムなどが多く介まれており、それだけ有効性も高い。
カリウムは、カルシウムやマグネシウムと一緒に働いて血液をアルカリ性に保ち、血液の新陳代謝を盛んにする。また、ナトリウムと一緒になることで余分な塩分を排泄するので、疲労防止や高血圧予防に役立つ。
ちなみに・・・
バーモンド地方で行われている「リンゴ酢療法」
- つわり
- グラス1杯の水にリンゴ酢を少量加えて飲むとおさまる。
- 慢性頭痛
- リンゴ酢と水を同量容器に入れ、ストーブなどの上に置きゆっくり温め、湯気が昇り始めたら顔に湯気を当てる。
- 咳止め
- グラスにリンゴ酢少量、グリセリン酸カルシウムを大さじ2杯、それに蜂蜜をグラス8分目ぐらいまで加えよく混ぜる。これを咳のたびになめると良いとされる。
- めまい
- リンゴ酢と蜂蜜を少量ずつ入れ、水を加えて飲むと良い。
- うがい
- リンゴ酢と蜂蜜を各大さじ1杯ずつコップに入れ、水で薄めてうがいをする。
- 洗顔
- 石鹸で洗顔をした後、洗面器に半分の水を入れ、これにリンゴ酢と蜂蜜を各大さじ1杯ずつ入れて、よくかき混ぜる。これでもう一度洗顔すると肌がすべすべして、化粧ののりが良くなる
など・・・