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海草エキス

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海草は“ミネラルの宝庫”といわれ、カルシウム、リン、亜鉛、ヨードなどがとくに多い食品として知られている。そのほか、ビタミンやタンパク質もバランスよく含まれており、海草自体が優れた完全食品であるともいえる。

海草順に多いヨードは、甲状腺ホルモンをつくる原料となる成分で、新陳代謝を高める作用があり、老化防止や若返り作用が期待できる。

また、カルシウムは脳細胞の機能を高めたり、血液をアルカリ件に保つ働きがあり、健康に欠かせない。

さらに、海草には血管を若返らせ、血圧を下げる作用がある。若々しい血管を保つことは健康の基本であり、海草は中高年に欠かせない健康食品といえる。

海草エキスの血圧を下げる作用には二つの働きがある。一つは、海草に含まれるラミニンという特殊なアミノ酸の作用で、血圧に直接作用する。

もう一つは、海草エキスの硫酸多糖による作用である。これは、血中コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防し、血管を強化し、血圧をじわじわと下げていく、いわば、血圧降下に対する間接的作用である。

この硫酸多糖という成分は、海草の表面のぬめりをつくり出す物質で、これが血管強化物質の正体であり、血中コレステロール値を下げる有効成分でもある。その働きは、コレステロールが腸から吸収されるときに、その吸収を妨げる。ある実験では、腸内のコレステロールの20~30%を吸着したまま排泄したという結果も出ているほどである。さらに、血液中のコレステロールまで排出する作用があり、血管の老化防止に効果を発揮する。

それに加えて血管を若返らせる働きもある。血中コレステロールとリポタンパクが結合すると、コレステロールが血管壁に吸着して、血管の老化つまり動脈硬化を早めるが、硫酸多糖はリポタンパクを分解して、コレステロールが沈着しないように作用する。この状態になると、血液中にコレステロールが多くても、動脈硬化を起こす心配は少なくなる。

さらに、海草には魚油に多いエイコサペンタエン酸(EPA)も含まれていることが判明し、注目されている。EPAはサバやイワシなどの魚油にしか含まれていないとされた多価不飽和脂肪酸であり、高血圧や動脈硬化には植物油のリノール酸以上に有効性があるといわれている。

EPAは血液を固まりにくくし、血管に付着するコレステロールを取り除き、血管を拡張して、血圧を下げる働きをするプロスタグランディンというホルモン群をつくる働きがあると考えられている。

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