玄米酵素
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玄米酵素(げんまいこうそ)

玄米は“生きたコメ”といわれる。これは、精製した白米には発芽する能力がないことに対する違いを表現した言葉である。
例えば、玄米に水を与えれば発芽するが、白米は腐敗してしまう。これは胚芽部が付いているか、いないかによる。そしてこれが玄米と白米の栄養価の違いともなるわけで、玄米はとくにビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることでよく知られている。
酵素については一般にあまり知られていないが、消化酵素などもその一つ。人間が食べ物を食べ、消化・吸収・分解・合成されて、体の細胞に必要な物質となる。その間の過程で、何十、何百という酵素に媒介されている。どの酵素がなくても、人間の代謝機能に大きな穴をあけることになり、その結果、不調や病気を招く要因ともなる。
そこで、その代謝機能の促進と玄米の栄養を吸収しやすくしたのが「玄米酵素」である。玄米酵素とは、玄米の栄養素である胚芽と糖に、純粋ハチミツを加え、それに麹(こうじ)菌を使って発酵させ、人体に必要な酵素を積極的に培養強化したものである。酵素は熱に弱いので、製造の乾燥段階では低温乾燥を用いなければ、せっかくの酵素も分解してしまい、何の役にも立たなくなってしまう。
こうして、つくられた玄米酵素には、玄米胚芽の豊富な栄養素とともに、数十種に及ぶ活性酵素群が含まれている。とくに、有用性の高い酵素生産菌といわれるアスペルギールス、オリーゼ菌(麹菌)が、胃腸内において糸状菌となり、さらに数多くの酵素を生産し、その酵素が血液中に入ると体の組織や細胞の働きを高めたり、各種ホルモンの生成なども促進し、健康の増進に役立つといわれている。
酵素科学は、現代の最先端技術の一つであるが、これは逆にいえば、未解明の分野ともいえる。
今ようやく酵素の重要性も広く再認識されるようになり、玄米胚芽の豊富な栄養を、酵素を用いてより有効に利用できるようになったことは、健康づくりにとって有益なことといえる。
玄米酵素の含有成分を見ると、粗タンパク質が15.41%で、各種のアミノ酸や酵素が豊富である。粗脂肪も植物性脂肪が26.6%と多く、バランスよい食品といえる。そのほか、ビタミン類は100g中に、ビタミンB1 2.0㎎、ビタミンB2 0.6㎎、ビタミンE 65.8㎎、ナイアシン(ニコチン酸)46.7㎎などが含まれている。
玄米酵素は、こうした栄養成分とともに、各種の酵素の効用を利用できるところが大きい。これらの働きは幅広く、体の新陳代謝を活発にするため、体質の改善、健康の増進に優れた効果を発揮する。