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肺寄生虫症

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肺寄生虫症(はいきせいちゅうしょう)

受診

内科・呼吸器内科

原因

寄生虫などが肺で繁殖し、ほかの臓器にも広がっていくことが多い病気です。病原体には、アメーバやトキソプラズマ、ジストマ、ダニなどがあります。

肺アメーバ症
大腸で赤痢(せきり)を発症させたアメーバが原囚で発病することが多い病気です。熱帯地方によくみられる病気で、日本ではあまりみられません。
症状としては痰や発熱などのほか、体重減少、肝臓の腫大(しゅだい)などがあります。潜伏期間が長いので(20年以上)、アメーバ赤痢を患った後は長期にわたる注意が必要になります。
肺トキソプラズマ症
トキソプラズマは猫などの家畜やネズミに寄生しています。感染経路は不明ですが、感染するとインフルエンザによく似た症状が現れます。
ペットに口移しで物をりえたり、生肉を食べたりしないことで病気は予防できます。
肺吸虫症(はいきゅうちゅうしょう)(肺ジストマ症
肺寄生虫症の中で最も多い疾患で、ザリガニなどから感染します。感染して肺の中に嚢胞(のうほう)ができると、咳、痰、喀血などの症状が現れます。
ニューモシスチス・カリニ肺炎
エイズ患者の60%襄がかかるといわれている病気です。慢性関節リウマチなど、免疫抑制剤を使っている人にも多くみられます。
病原体は健雄な人の体内にもいるニューモシスチス・カリニという原虫なのですが、免疫機能の低下が発症の条性となるので、健康な人が発病することはありません。
症状は、咳、発熱、呼吸困難などで、予後はよくありません。
肺住血吸虫症(はいじゅうけつきゅうちゅうしょう)
最近ではあまりみられなくなった病気です。ミヤイリガイに寄生する吸虫の幼虫が体内に侵入し、肺で増殖することによっておこります。
症状はすぐに現れない場合が多く、咳、痰、微熱などがゆっくりとみられるようになります。
肺包虫症(はいほうちゅうしょう)
国内の一部の地域(北海道、四国など)でわずかにみられる病気で、犬などに寄生している包虫(ほうちゅう)が病原体です。肺に病巣が作られると、肺結核に似た症状や喀血がみられるようになります。
肺ダニ症
肺に入り込んだダニが繁殖することによって発病する珍しい病気です。
肺で繁殖すると、咳、痰などの症状が現れます。

症状

病原虫によって異なります。

治療

多くは、投薬治療で完治します。

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