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パパイアエキス

中南部原産のパパイアの果汁を濃縮して得られるのがパパイアエキスである。エキス中にはパパインで代表されるタンパク分解酵素のほか、脂肪やデンプン質に対する分解能を示す要素も認められる。 欧米では分解能を利用し消化剤として使われてきた。また食用品として肉の軟化やハムの製造に利用され、またビールの清澄剤と...

ヒバマタ

北本平洋に分布する褐藻類ヒバマタ科の海藻。潮間帯(干潮時に海面上に露出する深さの一帯)の岩礁に生え、基部から次第に太くなるオリーブ色の枝は房状に分岐して、長さ30㎝未満の扇形に育つ。北太平洋に分布しており、日本には北海道にその一種Fucus evanescens(フォーカス エバネッセンス)があるが...

ヒマワリ油・ヒマワリ乳

日本ではなじみが薄いが世界的にはかなり多く使われており、ロシアで植物油といえば、ヒマワリ油が第一位である。ロシアではもっぱら種実から食用油を採るためにヒマワリを栽培するが、アメリカでは種子をそのまま穀物として食用や飼料に供し、葉や茎も家畜の飼料としている。 ヒマワリ油はリノール酸の眼富さ(含有量約...

ヒメマツタケ

きのこ類が食用または薬用に使われるようになった歴史は古いが、このヒメマツタケは1965年にブラジルで日系人が発見してからのことで、日本でも食用としてのみならず、その薬効への期待を集めて人工栽培法が研究開発された。一般に知られるようになったのは比較的最近のことで、新しいきのこ食品である。担子菌類ハラタ...

ビフィズス菌

人間の体内には、とくに口から肛門までの消化管の中に多くの細菌が集中して棲みつき、増殖と死滅をくり返している。たとえば、口の中で、唾液1ml当たり1000万個もの細菌がいる。それが胃液の中では1000個以下に減ってしまう。これは胃液の殺菌作用によるもので、その中でも生き残るものに、ビフィズス菌、乳酸...

ブドウ種子エキス

「ワインの愛飲家には動脈硬化が少ない」とのフランスの疫学調査結果を承けて、その効果がブドウに含まれるフラボノイド(植物性の色素成分)の過酸化防止作用によるのではないかと研究が進められた結果、ブドウの種子エキスから有効成分として精製されたのがプロアントシアニジンである。この物質は醸造時に種子も一緒に...

ブルーベリーエキス

ブルーベリーはツツジ科の落葉小低木で、原産地は北米からカナダにかけての一帯である。寄り集まって実る濃青色の小粒の果実は、古くから生食のほかジャムやゼリーなどに用いられていたほか、ヨーロッパでは葉や実のエキスが壊血病、泌尿器病、糖尿病などの民間薬とされてきた。 第二次世界大戦中にイギリス空軍のパイロ...

プラセンタエキス

哺乳動物では、受精卵が子宮内壁に着床すると同時に胎盤が形成され始める。そして、胎児はそれを通じて母体から酸素や栄養の補給を受けると同時に、体内に生じた老廃物を排出するのであるから、いわば胎盤は胎児にとって、肝臓・腎臓・肺臓の役割を合わせ持つ“臓器”であるということができる。胎盤はそのほかにも造血、タ...

プロポリス

馴染み深い蜜蜂産品でも、ひときわ注目を集めるプロポリスは、蜜蜂の巣から取り出される樹枝状の物質で、“蜂ヤニ”とも呼ばれる。蜜蜂はユーカリや松などの植物から集めた樹液に、自ら分泌する唾液の酵素を混ぜ合わせて、さらに蜂蝋(ほうろう)や花粉を加えることによってこれを作り、巣の入り口や内面などに塗りつけるの...

ホワイトビネガー(酒精酢)

イモ類や糖蜜を原料にしてつくられているのがホワイトビネガー、つまり酒精酢である。ヨーロッパでは、酔もウイスキーのように蒸留してつくられる場合が多いようである。 酸は日本料理に欠かせない調味料の一つである。酢には米や酒粕、麦芽、リンゴ、ブドウなどを原料に、昔からの製法を受けついでつくる「醸造酢」(天然...

布海苔

布海苔(ふのり) 古くから糊材として用いられてきた海藻(紅藻植物・フノリ科。日本近海では主にマフノリ、フクロフノリ、ハナフノリを産する)だが、日本では江戸時代に黄疸や食中毒、疫痢、難産などの民間薬として用いられた記録(『救民単方』など)があり、中国にも解熱、胆石、去痰(きょたん)、止瀉(ししゃ)など...

紅花

紅花(べにばな) キク科の一年草で、夏に咲く紅黄色のアザミに似た形の花(管状花)を摘み取って薬用や染料、口紅などに用いたことから、古名を「末摘花(すえつむばな)」という。また「紅(べに)」といえば紅花の略称でもあるが、この文字を「くれない」と訓ずるのは、紅花が原産地エジプトからインド、中国(呉の国)...

紅花油

紅花油(べにばなゆ) 紅花油は紅花(英語名「サフラワー」)の種子から搾り取った油で、リノール酸が全体の75%以上を占め、植物油のなかで最も多い含有量である。飽和脂肪酸の動物脂肪の摂り過ぎがコレステロールの増加を招き、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病(成人病)を引き起こすことになるが、リノール酸は体内...

紅麹

紅麹(べにこうじ) 清酒・醸造酢・味噌・醤油などの発酵食品に用いられる麹菌は「黄麹」と呼ばれる種類(アスペルギルス属の糸状菌)だが、中国や台湾では紅色をした「紅麹」(モナスカス属の糸状菌)が紅酒、紅老酒、紅乳腐などの醸造に昔から使われている。紅麹は黄麹より繁殖力が弱く管理が難しいため、日本では沖縄の...

蜂蜜

蜂蜜(はちみつ) 蜂蜜は、ミツバチ(働き蜂)が花蜜を採集し、大顎腺から分泌する酵素(α-グルコシダーゼ)の作用によってそれを変化させ、熟成させたものである。花蜜には蔗糖が5~40%含まれ、この蔗糖が花蜜の甘さを形成しているが、ミツバチの酵素は蔗糖を分解してブドウ糖と果糖の混合液に変える。この混合液の...

鳩麦

鳩麦(はとむぎ) 鳩麦は、イネ科の1年生植物で、中国南部から東アジアの地域が原産地といわれる。薬用としての歴史は古く、『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』にも「久しく服用すれば、補虚、益気、身軽、などの効果がある」と効能が記されている。日本でも、昔から民間薬用植物として普及していたことは多くの書...

鳩麦糖

鳩麦糖(はとむぎとう) 鳩麦糖(鳩麦エキス糖)は鳩麦を粉砕し液化工程を経て糖化したもので、液化と糖化に際して酵素を用いて糖化処理を行うと、鳩麦中の有効成分をほとんど破壊せずに目的を達成できる。こうして出来る鳩麦糖と鳩麦(可食部)の有効成分を比較すると、  鳩麦糖鳩麦(可食部) 水分12.9...

鳩麦酢

鳩麦酢(はとむぎす) 日本でに古くからつくられている酢で、自然発酵により、じっくり熟成させた醸造酢の一種。鳩麦にはタンパク質・脂肪・糖質・ミネラル・ビタミンなどが豊富に含まれており、玄米以上に優れた面をもっている。これらが酢酸発酵によって、より一層のコクと栄養効果を発揮する。...

鳩麦酵素

鳩麦酵素(はとむぎこうそ) 人間の生理活動は、細胞レベルで展開される新陳代謝によって支えられているが、この新陳代謝に欠くことのできない物質が酵素である。 酵素が軽視される時期もあったが、食事の形態が変化するにつれて、酵素を食べ物から摂ることが重要視されるようになってきた。 たとえば、漬け物である。か...

鹿尾菜

鹿尾菜(ひじき) 鹿尾菜は、カルシウムとリンの比率が1400対100で、海草中でも最高のアルカリ性食品である。そしてさらに、繊維質が多いのも特徴である。そのため、消化しにくいように思われがちでだが、この繊維が胃や腸の消化活動を促進する効果がある。つまり、健康の第一歩である胃腸を正常に保つのに一番良い...

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